股関節形成不全②

9ヶ月齢、ラブラドール

散歩中にすぐに座ってしまったり、段差がある場所は以前ほど飛び乗ることがなくなってしまったということで来院しました。
整形外科学的検査の結果、股関節形成不全だと診断しました

症例1の手術前のレントゲン写真
正常な股関節のレントゲン写真

右の写真にある正常な股関節のレントゲン写真と比較すると、症例2のレントゲン写真では両足とも股関節から亜脱臼しています。
また、大腿骨頭(赤破線)の形がいびつに変形してしまっているのがわかります。
これは亜脱臼の結果、骨格形成期に異常な発達が起こったと考えられます。

今回の症例は最初に大腿骨頭切除術を実施し、その後反対の股関節に対して三点骨盤骨切り術(TPO)を実施しました。

このレントゲン写真はTPO実施後、約1年が経過したときのものです。
手術前のレントゲン写真と比較すると、きちんと股関節にはまっているのがわかります。

経過は非常に良好で、1mぐらいの段差も軽くジャンプして乗ることが出来るようになりました。